葬儀を終えてからも感謝の気持ちを持つこと

葬儀を終えてからも感謝の気持ちを持つこと

家族、身内が亡くなれば遺族は嘆き悲しみ、亡くなったことを受け入れることが出来ないのは仕方のないことです。故人の亡骸とゆっくり向き合いたいと考える方もいるでしょう。しかし、亡くなった人のために葬儀を行う必要があります。遺族の皆さんは悲しみの気持ちに少し蓋をして、故人の最後のお別れを納得のいくものにしようと準備をしなくてはなりません。通夜式、告別式と参列していただいた方々の温かい心に触れ、家族が知らない会社での故人のことを聞いたり、色々なエピソードを聞くことができるでしょう。しかし葬儀があるからこそ気を張っていられるということもあります。しっかりと最後の見送りをしようという使命を持っていれば、悲しみでいっぱいの時間を何とかやりくりできるのでしょう。

葬儀が終わり告別式で初七日の法要を一緒に済ませると、遺族は四十九日まで7日ごとの供養を行うことになります。葬儀が無事終わり、気持ちが抜けたようになってしまいますし、改めて故人がもういないことに悲しみが湧き上がってくる時期となりますが、ここでやるべきことがあります。葬儀後、香典返しを用意したり、参列していただいた方々に御礼のお手紙を書く、またあいさつに回るなどを行う必要があります。忙しい時間のなか故人のために時間をとり通夜式、告別式に参列していただいた方々に、悲しみの中でも、恩義を果たすことが故人のため、供養ともなります。葬儀が終わってからやるべきことを葬儀社の方にしっかり聞いておくと、礼儀を欠くことなく御礼ができるでしょう。
葬儀が終了し四十九日が終わると家族もある程度、落ち着いた時間を過ごすことができるようになります。もちろん悲しみの気持ちも持っていますが、故人が亡くなってから早急にすべきことを終えられたため、急いた気持ちが少なくなるのです。気持ちがふと抜けるため、体調を崩さないようにすることも必要です。

四十九日までに形見分けの準備をするという遺族も多いです。故人のものを見るのがつらいという気持ちもありますが、親族が集まる四十九日に済ませるほうが、来てもらう手間を考える必要もありません。ただし、宗派によってしっかりと決まっているので注意が必要です。一般的に神道では新霊祭となる五十日祭、三十日祭の日に形見分けを行うことが多いようです。
仏教の場合には四十九日の喪明けと決まっています。しかし人が亡くなってから気持ちの整理がつくまでの時間というのは、人によって全く違うものです。そのため、都合上四十九日がいいだろうと考えるくらいにとどめ、遺族の気持ちが落ち着き、遺品整理ができる時に行えばいいのだと考えておけばいいでしょう。

葬儀後は周囲の方々、お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れないようにし、儀礼をかかさないようにしておくことが望まれます。それが故人の気持ちを代弁することにもつながります。

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